Report

2016 Rd6 Suzuka

8.27-28 / 鈴鹿サーキット


Other Races

第6戦SUZUKA

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ランキングトップとして臨んだスーパーGT第6戦鈴鹿ラウンドは非常に厳しい戦いとなってしまいました。 テストの段階からマシンにとって得意なコースではないことが分かっていたのですが前回の優勝でウェイトハンデが74キロになると同時にGT3車両のレギュレーションであるBoPにより低回転域のブースト圧が下げられてしまいました。 M6は大排気量のターボなのでどの回転域でもNAかと思うようなトルクの立ち上がりが武器でしたが今回の調整によりコーナーの立ち上がりが非常に厳しくなってしまいました。 車両の相性+ウェイト+BoPという要素を背負っての予選は完璧なアタックであったにも関わらず24位。 決勝に向けても速くなる要素はあまりなくつらい状況でしたが雨が降れば状況は一転、トップを狙える実力がありました。 というもの合同テストでのウェットセッションではトップタイムでしたし、雨になるとウェイトハンデの影響が薄まりパワーダウンも雨だとそもそもパワーをかけられないので影響があまり出ません。

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予想通りウェットコンディションで行われたスタート前の20分間フリー走行ではトップタイム。 レースも雨を祈るばかりでしたが無情にもスタート前には路面が乾きだしドライでのスタート。 ピット戦略やセッティングの変更により徐々に順位を上げていくことが出来てはいましたがトップからは大きく離される展開となったので雨を今か今かと待ち望みながらレースを戦っていきました。 時折雨が降る事もあり路面をうっすらと濡らしますがウェットタイヤに変える程でもなく、淡々とレースを進めていき14位までポジションを上げることに成功しましたがポジションアップもここまで。 1000キロをノートラブルで走り切る事が出来ましたが残念ながらポイント獲得はなりませんでした。 しかしトップとのポイント差は大きく開くことは無く10ポイント差。 まだまだチャンピオンを狙えるので次戦のタイではまた表彰台に乗れるよう精一杯頑張ります。 応援ありがとうございました!

Team Report

55号車は気温が高い状態では速いラップタイムで走る事が出来なかったので、それを少しでも補えるようなセットを考えて決勝に挑んだ。スタートは高木。鈴鹿のテストではウェットコンディションで速さがあったので、ドライバーもチームも雨を望んでいた。決勝前の20分のウォームアップはウェットコンディションで行われたが、それを証明するように55号車はトップでウォームアップを終えた。しかし、スタートまでには雨は止んでしまい、ドライコンディションでスタートは切られた。しかし、幸いな事に気温はそれほど高くなかったので、予選の時よりは車のバランスが良く、高木は21番手までポジションを上げて周回を重ねた。30周目に小林に交代し、ポジションを落とさず21番手でコースに復帰。小林は速いペースで3周後には19番手までポジションを上げる。更に44周目にはひとつポジションを上げたところで雨が降りだした。しかし、我々が望むほどの雨は降らず、2周後には雨も止んでしまい、元のドライコンディションに戻ってしまう。61周目にピットインして高木は2回目のスティントを21番手で復帰。なかなか順位を上げられずに走行していたが、このスティントではコンディションが車に合ってきたのか、ジワジワとポジションを上げていき、80周目には15番手までポジションアップ。そこで他車がクラッシュしてしまい、セーフティーカーが導入された。5周後にリスタートし、更にその5周後に小林に交代。小林は17番手でコースに復帰。次に雨が降りだした115周目あたりで13番手までポジションを上げた。ポイント圏内まではあとすこしのところまできた。122周目に高木に交代する予定だが、エンジニアの一瀬は走行前の高木にタイヤはこのままでいいか聞いた。高木は少し柔らかいタイヤを試してもよいのではないか?と結論を出し、後輪を柔らかいタイヤに変更した。16番手で復帰した高木は、タイヤのチョイスが正解だったのか、前のスティントよりペースが上がってきた。前車とのギャップが開いていたので、ポイント圏内まで順位を上げる事は難しい状態だったが、ポジションを13番手まで回復したところで小林に交代する。ここで高木は痛恨のピットロード速度違反を犯してしまう。リミッターのボタンは押したのだが、グローブが滑って押されていなかったのだ。小林のスティントでドライブスルーペナルティを課せられてしまう。順位は大きく落とす事は無かったが、14位でチェッカーを受けた。予選ではまともに走れないほど車のバランスが悪かったが、決勝前までのウォームアップでバランスが改善出来たので、もう少し順位を上げられるよう総力を注ぎこんだが、力が及ばなかった。次回は我々の車に合った性格のコースなので、挽回したい。

Qualify Result

Position No. Machine Driver Time
1 18 UPGARAGE BANDOH 86 中山 友貴/山田 真之亮 1'57.876
2 31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨 宏紀/中山 雄一 1'58.092
3 2 S・A・ロータス 高橋 一穂/加藤 寛規/牧野 任祐 1'58.127
24 55 ARTA BMW M6 GT3 高木 真一/小林 崇志 2'01.168
Race Result

Position No. Machine Driver Time
1 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人/山内 英輝 5:46'48.117
2 31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨 宏紀/中山 雄一 +8.395
3 0 GAINER TANAX GT-R A・クート/富田 竜一郎 +8.752
14 55 ARTA BMW M6 GT3 高木 真一/小林 崇志 +3Laps
RANKING

Ranking No. Machine Driver Point
1 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人/山内 英輝 47
2 31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨 宏紀/中山 雄一 38
3 55 ARTA BMW M6 GT3 高木 真一/小林 崇志 37
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