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2017 Rd5 FUJI

8.5-6 / 富士スピードウェイ


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Rd5.FUJI

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2017 AUTOBACS SUPER GT第5戦『FUJI GT 300km RACE』が8月5日・6日に富士スピードウェイで行なわれた。
菅生での苦いレースの思いと経験を活かし、小林もチームも”優勝”の2文字を獲得するために挑んだ第5戦。そして今回の富士は小林にとってもチームにとっても歓喜に溢れ忘れられない週末となった。
全体的に雲に覆われた天候の中、予選がスタートした。
小林がQ1アタックを担当。タイヤの暖まりが思うようにいかなかったが、HONDA勢トップタイムでQ1を突破し、タイヤのコンディションをチームに伝え野尻選手にQ2を託した。
野尻選手は他車がアタックをしていく中、タイミングを見計らいチェッカーラップでQ2最速タイムを出し見事2戦連続ポールポジションを獲得した。
300クラスも高木選手・ショーン選手の他車を寄せ付けない走りを見せ、見事ARTAポールポジションを獲得した。500クラス、300クラス共にマシンの状態がよくW優勝を目指して翌日に備えた。
23日決勝は野尻選手がスタートドライバー。
ポールポジションでのスタートは見事にホールショットを奪い、その後は後続車との差を順調に広げていった。野尻選手は他車が1分34~35秒台の中、1分33秒台と好調なタイムで走行していたが、リアタイヤがだんだん厳しくなって来たと無線連絡が入った。しかし、これは他車も同様だった。ギリギリまでタイヤを労わりながら走行し32周目にルーティーンのピットストップを行い小林にドライバーチェンジした。この時点で後続と10秒ほど差をつけてのドライバーチェンジだった。

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小林は、10秒ほどの差を活かし野尻選手が感じていたリアタイヤが厳しくなるポイントを確認しながら走行した。しかし、しばらく走行しているとやはりリアタイヤのグリップ低下を感じるようになり、チーム・野尻選手とコミュニケーションをとりつつタイヤマネージメントを行いならがレースを先導した。
リアタイヤを労わりながら、走行していると後続のマシンが詰まってくるのがミラー越しに小林にも見えた。残り16周ほどのタイミングで小林は一気にペースを上げ、勝負に出た。一時ギャップ3秒まで詰まっていたが、この走りで徐々に後続との差を広げギャップ5秒まで持って行った。
優勝の文字が見え始める終盤。小林は集中を切らすことなく走行をした。残り5周、コーナーで僅かにラインを外れタイヤカスに乗り体勢を崩すが、冷静に処理をし、少し差を詰められるが、トップを譲ることはなかった。そして、そのポジションのまま最終コーナーを立ち上がり見事ポート トゥ ウィンでチェッカーフラッグを受けた。
これまでのラウンドでは運命に左右され”優勝”という2文字を掴めないでいたが、この富士で優勝を掴むことができた。しかも嬉しいことに、300クラスも優勝。チームARTAはWポールW優勝をこの富士で達成することができた。

Qualify Result

Position No. Machine Driver Time
1 8 ARTA NSX-GT 野尻/小林 1'29.104
2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田/クインタレッリ 1'29.475
3 36 au TOM'S LC500 中嶋/ロシター 1'29.591
Race Result

Position No. Machine Driver Time
1 8 ARTA NSX-GT 野尻/小林 1:44'39.955
2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田/クインタレッリ +1.530
3 38 ZENT CERUMO LC500 立川/石浦 +2.203
RANKING

Ranking No. Machine Driver Point
1 36 au TOM'S LC500 J・ロシター 44
2 6 WAKO'S 4CR LC500 大嶋/カルダレッリ 43
3 37 KeePer TOM'S LC500 平川/キャシディ 42
8 8 ARTA NSX-GT 野尻/小林 31
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